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ポジションは大事だぜ!!

カラミティKISSYです(前記事参照)

本日は当社取扱の大人気商品!
GLIDERIDE「アップワイドペグ6ポジション〈Dトラ/250SB用〉〈DR-Z400SM用〉〈WR250X用〉」のご案内デス!
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モトクロッサーでは元々しっかりしたステップが純正装着されていますが、トレール車だと幅は狭いわ質感低いわ強度弱いわグリップ悪いわ彼女に振られるわ骨折するわで不満だらけな事が多いノーマルステップ。

そんな ステップ・ペダル⇔シート⇔ハンドル 3者の位置関係を良好な物にする為の逸品!!「アップワイドペグ 6ポジション」ですが、今日はただ交換しただけじゃモッタイナイ!!正しくポジションを合わせて、より効果的に使っていただけるようアドバイスいたします!!





ワタクシKISSYはスクールで講師なんていう偉そうなことをさせて頂いちゃったりする事も多いのですが、モタード車(に限りませんが)に乗る上で大事なのがフォーム!

フォームと言っても見た目の問題だけでは御座いません。
重要なのは”マシンをちゃんとコントロール出来る”という事なんですね。

当然下半身ホールドとか上半身に力が入らないようにとかあるんですが、まず最初にキモとなってくるのが『着座位置』。 そう、座る場所デスネ。

ここでアイスマン氏にご登場頂いたので見てみましょう。

スクール等で教えている基本的な着座位置はまず
①ステップの上にまっすぐ立つ。
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(ステップは土踏まずで踏みます)
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②立った状態から真っ直ぐ腰を落とす。
※この時腰を後に引いたり、前に座り過ぎたり(←あまりいませんが)しないようにしましょう。
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③軽く手を添えるようにハンドルを持つ
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これが正しい乗車姿勢です。

しかし特に体が大きい人などは②の座る時に後に座ってしまう事が非常に多い!
※特にロードバイクから乗り換えた人に多いです
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そういう時にワイドアップペグ!
(ノーマルステップ着座写真)
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(ワイドアップペグ着座写真)
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写真では解りにくいですがこのような小さな変更でも適切なポジションを取る事を助け、それが『マシンコントロールの幅=乗りやすさの向上』へと繋がります。

トレール車は「常にオフロードブーツを履いて乗る」という前提では無いせいなのか、シフトペダルとステップの間隔が狭目な物が多いです。
(ノーマルステップ)
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(ワイドアップペグ)
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ですからブーツを履く場合や体(足)の大きな人は土踏まずでステップを踏むとシフトペダルに足が入らない為、つま先の方でステップを踏むという事になりがちです。 結果、ちゃんと(土踏まずで)ステップを踏んだ状態から比べると『後に座ってしまう』事になってしまいます。
(ノーマルステップ)
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(ワイドアップペグ)
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下の写真はブーツ25.5cm/スニーカー26.5cmです。ブーツの場合は普段より1~2cm程大きい靴を履いてるのと同じ感じになります。
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ステップの位置関係を見直すことでシフトチェンジのやり易さが向上し、確実な操作を行いやすくなるというメリットも受けつつ、しっかりとシフトが出来る状態で土踏まずでステップを踏む事が出来、適正な着座位置に座る事が出来る様にもなります!!!

ワイドペグは路面と摺ってしまうステップを上げる(バンク角の増加)という目的だけでは無く、コントロールの幅を広げるキモとなる”ポジション”を見直すのにも非常に良いパーツなのです!

参考までに:
ワイドペグをご購入された時の初期設定の仕方ですが、ノーマルでステップをガリガリ摺っちゃうよ!って人も最初は設定の中で一番低いセットから使ってみてください。
(一番低いセットでもWR/Dトラでノーマル比15mmUP、DRZで10mmUPとなっております。)

ステップ位置は低い方がコントロールし易いですよ!
ペースが上がってきてサスの入りが大きくなったり、バンク角が増えてきたり体重が増えてきたりするとステップが接地してくるので、そうなってから位置を上げて使うようにしてみてください♪
※位置を上げて膝の角度がキツイようであればハイシートKITを使用してみてください。